マチルドにあるクロスや十字架の中から、
変わり種の物を、少しずつご紹介していきます。

Stanhope1
こちらのクロスはスタンホープ(Stanhope/Optical Bijou)クロスといいます。
1857年にルネ・ダグロンによって発明された、スタンホープレンズと、
やはり、1800年代に発明されたマイクロ・フォトプリント(Microscopic Phtograph)
を使う事によって生まれたクロスです。
スタンホープレンズはクリスタルガラスで出来ていて、
顕微鏡を使わずに、小さな物が見られるレンズです。
(1平方ミリメートルの物を1つのレンズで見る事を可能にしました)

クロスを明るい方に向け、レンズを覗くと、

Stanhope2
ルルドの写真6枚を見る事ができます。 3×4cm  ¥9,500



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細かなお花模様の透かし細工が入った、金属製のこのクロスは、
中央にイエス様のレリーフがあり、

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横から見ると、少し厚みがあります。

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上部は蓋になっていて、中に小さな聖テレーズのお像が収められています。
クロスの入れ物は1900年前後の物。中のお像は1930-40年代の物です。
元々はクロスと同時代のお像が入っていたと思われますが、
途中でなくなってしまったのか、お像は少し新しいです。
ポケットシュラインと呼ばれる物で、旅行に持ち歩いたりしたものです
                                                                         ¥16,000


マチルドでは現代物のポケットシュラインも取り扱っています。
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手編みの袋に入った、2.5cm程のマリアさまです。

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(現在欠品中ですが、入荷の折りにお知らせいたします)




Y.S