3回目の今日は、
刺繍が施されたアンティークをご紹介します。

最初は、こちらのフォトスタンド。
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1910〜20年のもの。

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とてもステキなリボン刺繍が刺されています。
この時代のリボン刺繍用リボンは1本1本が手染めで、
片方を濃く、片方を薄く、グラデーションに染めてありますので、
出来上がりが、さらに立体的になります。

上部に付いた、リボンの飾りもステキです。

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そして、
プチポワン刺繍のパウダー瓶、バニティートレイ、
ニードルポイントのハンドバッグ(1930年代)です。

プチポワンはフランス語で「小さな点」、
ニードルポイントは英語で「針の点」どちらも刺し方は同じ物ですが、
一般的にプチポワンをは細かい刺繍を、
ニードルポイントは少し大きめな刺繍を指しているようです。
また、ニードルポイントは柄のみでなく、地色も刺繍する事が多いのに対し、
プチポワンは柄のみを刺す事が多いようです。

一緒に列んだ、バーボラ細工のケースも1930年代のものです。

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リボンの持ち手のバニティートレイは、可愛くて、レアーです。

他にもプチポワンアイテムが沢山揃っています。
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