今日は、昨日もご紹介したアンリの続きです。

Anri工房は1920年代から続く、
ドイツとの国境近くの山中にある、木彫の工房で、
Karl Kuolt(1878-1937)やUrlich Bernardi(1925-2016)、
Sarah Kayなど、有名な彫刻家を沢山輩出しています。

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こちらはUrlich Bernardi作の「バラのマリア様」と「キリストの聖心」です。
(昨日、ご紹介の「空いたビアマグを見つめる修道士)もUrlich Bernardi作です)

バラは、ラテン語のローザリウム(薔薇の園)がロザリオの語源にもなっていて、
マリアさまを象徴するものの一つです。
ハーブのローズマリーも、マリア様がキリストの産着を洗い、その上に干した事から、
マリアのバラ、ローズマリーと呼ばれるようになったとの事です。

「キリストの聖心」は、イエス様の「人類に対する愛」の象徴です。

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アンリ作品は、他にも

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こんな可愛らしい、ヴァイオリンを弾く少年も入荷しています。